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入試について

●本学部は大学入試センター試験を課します。
(大学入試センター試験の利用教科・科目名などは本学部の 「入学者選抜要項」を参照のこと。)

●本学部は学生募集において初等と中等で定員を分けていますが、初等で入学しても中等免許を取得することは可能なので、 本コースを希望する受験生は入学志願票のコードを初等、中等ともに記入することをお勧めします。

●美術教育コースは個別学力検査において実技試験を課します。時間は6時間(昼食時間は除く)で素描試験を行います。

三重大学美術教育コース試験の特徴

本学の入学試験に於ける配点比率はセンター試験500点満点、実技試験250点満点です。
東海エリアの国立大学教育学部の中では実技配点を比較的高く設定しています。
美術教員の育成にあたり、深い美術の専門的教育が必須と考えているため、このような配点比率としています。

入学試験(実技)は前期のみ行い、後期は実施しません。募集定員は8名。
試験に用いる描画用具は全て大学で用意しています。

三重大学美術教育コース試験の特徴

実技試験における答案評価のポイント

美術教育コースでは素描試験を実施します。
評価のポイントは出題されたモチーフを自然な構図で描けていること。
図形を正確に捉え、固有色を意識し鉛筆の調子を使い分けられるか、質感の表現ができているかなど基本的なデッサン力を重視しています。

実技試験における答案評価のポイント

実技試験、過去の試験問題(モチーフ)

H29(2017)年度 カサブランカ(百合)5本
ミルクパン2個
バナナ2房
白地の布
H30(2018)年度 プラスチックねり樽
備中三本鍬2本
コーヒーサーバー2台
南瓜2個
H31(2019)年度 コンテナBOX
ホーロー容器
レモン2個
リンゴ2個
炭バサミ
白い布
R2(2020)年度 両手鍋
チューリップ4本
南瓜2個
リンゴ2個

美術教育コース1年次絵画Ⅰ課題:デッサン作例と寸評

美術教育コース1年次絵画Ⅰ課題:デッサン作例と寸評

作例1

同じモチーフが複数ある場合、モチーフの一部を画面から切り、より良い構図を検討する必要があります。その場合どこまで画面に入れたいかの意図をはっきりさせてください。モチーフを切った事で空間が不自然にならないよう配慮して描きましょう。

美術教育コース1年次絵画Ⅰ課題:デッサン作例と寸評 美術教育コース1年次絵画Ⅰ課題:デッサン作例と寸評

ガラスの反射や屈折して見える現象をよく捉えています。花も形体感を意識し立体的に描けています。

美術教育コース1年次絵画Ⅰ課題:デッサン作例と寸評

作例2

全体に自然な空気感が出ています。
一部に図形のくるいはありますが、モチーフを良く観察している気持ちが伝わって来るデッサンです。 固有色を感じさせる的確な明度差がありモチーフの質感もよく描けています。

美術教育コース1年次絵画Ⅰ課題:デッサン作例と寸評 美術教育コース1年次絵画Ⅰ課題:デッサン作例と寸評